杉並区のPR動画【東京都】ゆかりの文化人4人が、想いを語る!
2019/09/19
杉並区が23区の中で特徴的なのは、一戸建の戸数割合は10位なのに面積割合は1位、つまり戸建住宅の各戸の敷地面積が広いということ。
しかも公園がそれほど多くない(区の面積に占める公園の割合は21位)のに区内の2割以上が緑に覆われている、つまり住宅の庭や街中に緑が多いわけです。
このような伝統的「山の手文化」と、若者が発信する新たな文化とが混然と同化している杉並区。
アニメを全国で初めて地場産業として迎えた杉並区には、アニメスタジオが70以上(全国に600以上)あるそうです。
高円寺阿波おどり・阿佐谷ジャズストリート・荻窪音楽祭から、ジャズ喫茶・ライブハウス・雑貨店・古着屋・古本屋・B級グルメまで、高度な均衡を保った街といえるでしょう。
そんな杉並区のPR動画として、区にゆかりのある文化人を特集したものを4本掲載しました。
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クラシックギター奏者 荘村清志 想いを奏でる
杉並区下高井戸に住む、クラシックギター奏者 荘村清志。16才での本場スペイン留学を経て1969年にデビューして以来、約半世紀にわたって日本のクラシックギター界をリードしてきました。
スペインの名曲「アルハンブラの思い出」の演奏から始まる、荘村清志の音楽世界を紹介する作品。
40代半ばに経験したスランプを抜ける鍵が「脱力」にあったとは、とても興味深い話です。
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スペイン舞踊家 小松原庸子 生きる証と喜びを
フラメンコの踊り手・演出家として日本のフラメンコ界を常にリードしてきた、スペイン舞踊家 小松原庸子の世界を紹介する作品。
両親は三味線の演奏家。5才で日本舞踏「靭猿(うつぼざる)」の猿役で初舞台を踏んで以来、クラシックバレー・演劇を経て28才でフラメンコと出会い本場スペインで修行。帰国後は国内初のスペイン舞踊団を結成し、高円寺を拠点に活動を続けています。
「小さいうちから何でもいいから、評価の高い生の舞台を体感しよう」は、印象に残る言葉です。
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女優 渡辺美佐子 出会いに導かれて
20代のころ荻窪で長男を出産したという、女優 渡辺美佐子の世界を紹介する作品。荻窪に木が多いところは、今も昔と変わらないと言います。
「座・高円寺」のこけら落としを飾ったのが、代表作の一人芝居「化粧」。依頼、28年に渡り演じ続けました。ここは女優として挑戦を続ける、特別な場所だそうです。
「一期一会というか、お客さんと生にその時間を共有することが、どんなに大事なことか」「人生は、ご縁で成り立っている。ご縁に貪欲になって欲しい。」と、しみじみと語ります。
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洋画家 佐野ぬい 青を探して
「ぬいブルー」と呼ばれる青を基調とした抽象画で高く評価される、洋画家 佐野ぬいの世界を紹介する作品。
杉並区役所9階 職員ランチ・ミーティングルームの壁に、佐野ぬい作「青の季節」があります。テーマは杉並という街の息づかい、画面の主役は多彩な「青」。久我山にあるアトリエで、50年あまり制作を続けてきました。
フランス映画を見てパリに憧れ、画家を目指します。杉並区和田にある母校の「女子美術大学」では、女性として2人目という学長も務めました。
「青という色は、どれほど言いたいことを隠しているかというふうにいつでも思える色」という言葉には、深いものがあります。
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