京都市のPR動画
2019/09/20
京都市は政令指定都市で府庁所在地でもあります。人口は日本の市で8番目ですが、昼間人口は神戸市を抜いて6番目となります。京都府の人口のうち57%が京都市に集中しており、一都市への集中度では全国一です。
明治天皇の東京行幸まで天皇家と公家が集住した「千年の都」京都には、第二次世界大戦の戦災を免れた古い史跡や街並みが残り、国内外から観光旅行客が訪れます。函館市・札幌市と並んで、常に「市区町村の魅力度ランキング」ベスト3に入る人気都市です。
JR東海の「そうだ 京都、行こう」というコピー。何の説明もないのに共感する事はあっても、異を唱える日本人はいないでしょう。世界にも、いないのかもしれません。人々にとって、京都が心の「ど真ん中」で何かを守り続けているのでしょう。
世界的な観光地でもある京都。世界最大の旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーが毎年まとめている「外国人に人気の日本の観光スポット」では、2014年から3年続けて伏見稲荷大社が第一位に選ばれています。
伏見稲荷大社は、全国に3万社以上ある稲荷神社の総本宮です。時代とともに位置づけを変化させながら、現在では商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として信仰が続いています(伏見稲荷大社のホームページより)。さらなる深堀はさておき、全国の数ある名所のなかで伏見稲荷大社が外国人観光客に最も人気が高いのはなぜなのでしょうか。
全体的に色彩が鮮やかなのはもちろんですが、伏見稲荷大社が群を抜いているのは何といっても「千本鳥居」でしょう。ハリウッド映画「SAYURI」の撮影が行われた所でもあります。伏見稲荷大社での願い事がかなった御礼として、江戸時代以降は鳥居を奉納する習慣が定着したようで、現在では千本どころか何と約1万基の鳥居が参道全体に並んでいるそうです。
外国人観光客のブームは、鳥居の正面ではなく裏側から写真撮影することのようです。裏側には奉納した人の名前と年月日が漢字で書いており、その様は何やら呪文のようにも見えてきます。この独特な雰囲気が外国人観光客をとりこにするのでしょう。
「外国人に人気の日本の観光スポット2016」の8位には、金閣寺が選ばれています。創建は応永4年(1397年)、昭和25年(1950年)に放火で全焼、昭和30年(1955年)に再建、平成6年(1994年)にはユネスコの世界遺産に登録されるといった経緯をたどります。
600年以上も前に建てられた息をのむほど美しい金閣寺が、現代においても輝きを放つ姿には、日本人ならずとも心を奪われるようです。
そして10位には、清水寺が選ばれています。798年に創建、1633年に徳川家光が再建したものです。「清水の舞台」もさることながら、参道界隈も含めた街並み全体の独特な雰囲気が人気の理由ではないでしょうか。
歴史的文化や伝統のイメージが強い京都ながら、PR動画では極めて斬新な世界を追い求めてきました。そして、ふたたび原点に戻ろうとしているようです。
京都市のPR動画「きょうを,素晴らしく」
「ART.KYOTO」篇(♪倉木麻衣/花言葉)
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「WATER.KYOTO」篇(♪倉木麻衣/花言葉)
「きょうを、素晴らしく」メイキング映像(♪倉木麻衣/花言葉)
京都市のPR動画「きょうの,みゃーこ」
「きょうの、みゃーこ」120秒ver.(♪花言葉/倉木麻衣)
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