西東京市のPR動画【東京都】旧石器時代から人が住む恵みの街!
2019/05/30
西東京市内には、石神井川・白子川・新川・千川上水があって水利に恵まれた地域であるため、多くの緑地が存在します。
旧青梅街道の宿場町として栄えてきたのですが、それどころか市内にはいくつかの遺跡があり、旧石器時代から人が住んでいたことが既に分かっているのです。
「水を制するものは国を制す」といいますが、この地がいかに生命にとって豊かな恵みを与えてきたかを物語っています。
なかでも下野谷遺跡は、縄文時代の大集落がほぼ全域残されているという、類いまれな規模と内容であり、2015年には国の史跡に指定されました。
旧石器時代~縄文時代後期の遺構・遺物が出土する中で、特に縄文時代中期(今から5,000年前~4,000年前)の土器や石器が多く出土しており、その規模は南関東でも有数のものだそうです。
縄文時代中期の典型的な「環状集落」という構造で、墓地を中心に取り囲むように倉庫や建物が並ぶとか。しかも、環状集落が谷をはさんで複数存在するといいます。
驚くべきことに、出土した土器などを分析して判明したのは、集落が1000年間の長きに渡って存続していたということです。
縄文時代は争いがなかったと言われますが、まさに「平和な時代」を象徴するような物証といえるでしょう。
それにしても、お墓を中心にして集落が形成されるという点が、人間らしくて興味深い所です。
PR動画の最初に、「保谷梨」という聞きなれない品種が登場します。西東京市でも中町では超有名ながら、田無では無名に近いそうです。
ジューシーで甘さが程よいとのことですが、味わうためには直売所に出向くしかなさそうなので、多くの人にとっては「幻の品種」となってしまうかもしれません。
地元にある碧山小学校の児童が紹介パンフレットを作成して、保谷梨を使ったスイーツ(市内のお菓子工房・パン屋とのコラボ)まで作ったそうです。
西東京市は、2016年7月にPR動画(5分20秒)を公開しています。
ダイドードリンコアイスアリーナは、アイスホッケーやフィギュアスケートのファンにはお馴染みかもしれません。その他は、この動画で初めて知ることばかりなのではないでしょうか。
西東京市のPR動画「西東京市 PR映像」
紹介するのは、
保谷梨、ダイドードリンコアイスアリーナ、しゃきしゃき体操、消防隊・泉町交番、西東京サマーフェスティバル、西東京市民まつり、下野谷遺跡、田無駅、ひばりヶ丘駅、西武柳沢駅、東伏見駅、保谷駅、田無神社、東伏見稲荷神社、ラーメン、どら焼き、ピザ、農のアカデミー、郷土資料室、多摩六都科学館、東大生態調和農学機構、農業博物館。
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